「癒・食・知」。三重県に生まれた美しい村「VISON」

お店紹介

名古屋市内から高速道路で約1時間半。伊勢神宮からもほど近い三重県多気町に、商業施設「VION」がオープンした。「癒・食・知」を備え、訪れる誰もが愉しみ、いのちが喜ぶ場所を目指している。軽トラマルシェ、バーベキュー施設、温浴施設、ホテル、レストランなど、広大な土地に様々な施設が立ち並ぶ。

MIKURA酢を見て、味わえる

2021年7月20日。グラントオープン当日、「暮らしの発酵通信~三重県版~」で取材させていただいた株式会社MIKURAさんのお店「MIKURA Vinegary」も開店するという話を聞き、お祝いに駆け付けた。(時が生み出す黄金の旨味:MIKURA酢

マルシェヴィソン、スイーツヴィレッジを抜け、和ヴィソン内の蔵前広場へ。ここでは、酢、みりん、醤油、味噌、米、鰹節、昆布、漬物などをテーマにした店が集まり、和食や発酵好きにはたまらないエリア。なんと!MIKURA酢さんはこの場所でお酢を仕込んでいる。もちろん、木桶仕込み。

オープニングイベントとして、外では木桶職人の方々が古くなった桶のタガを直すカン!カン!という音が鳴り響いていた。この桶も、VISON蔵でおいしいお酢を醸してくれるだろう。

取材時に訪問させていただいた御浜町の蔵では、常時見学ができるわけでないが、VISONではガラス張りになっていて、いつでも木桶を見ることができる。タイミングが良ければ、仕込んでいる様子も見られるかも?蔵見学も楽しいけれど、MIKURA酢を使ったデリとスイーツがショーケースに並んでいるのを見ると「花より団子」。さっそくレジへ。

お寿司屋さんが作った朱音(赤粕酢)の肉巻きと、月下(白粕酢)の魚介サラダ、朱音ジェラート。飲み物は、パッションフルーツ酢のビールカクテルとノンアルコールの玄(玄米黒酢)スカッシュ。MIKURA酢の代表3トップのお酢を使ったメニューをチョイス。

肉巻きには赤酢が使われていて、ご飯がほんのり山吹色。その昔、江戸前寿司が爆発的ブームになった時の立役者は、まさに赤酢(粕酢)だった。そんなことも話のネタにしながらMIKURA酢を堪能。

ちなみに、蔵前広場からホテルの方に向かった「サンセバスチャン通り」にある「D&DEPARTMENT MIE」の中には、「暮らしの発酵通信」13号で特集させていただいた、かつおの天白さんの鰹節も発見。

米一升、みりん一升のみりん蔵

蔵前広場、MIKURA酢のお隣は、愛知県碧南市にあるみりん蔵・角谷文治郎商店さんが手掛ける「美醂 VIRIN de ISE」。実は、ここでもみりんづくりが始まる。

中に入ると大きなタンクがお出迎え。この蔵ではこれからみりんの仕込みが始まるところだったが、三重県産のお米を使ったみりんは「美醂」と名付けられ、また違った味わいになるようだ。みりん製造は酒造免許が必要のため、新たに施設を立て、酒造免許をこの場所で取得し、仕込みを始める・・・ここまでの道のりにはどんなドラマがあったのだろうかと、ピカピカのタンクに想いを馳せる。

ウェルカムドリンクには「みりんチャイ」をいただいた。お砂糖を一切使用せず、みりんだけの甘さのチャイ。角谷さんのみりんは、「純米本みりん」。「米一升、みりん一升」と社長の角谷さんはいつもおっしゃっている。一升のお米から一升のみりんができる、とても贅沢なつくりのみりん。

もち米・米麹・米焼酎を使い、原材料は「米」のみ。お米のポテンシャルを最大限に引き出したのが、純米本みりんだ。

こちらのみりんを割りしたに使った蕎麦が、蔵前広場隣の旨味広場にある「伊勢 翁」さんで食べられるそう。食べたいものが多すぎる。

 

野菜とハーブの力で体の中からキレイになれる農園レストラン・カフェ

山の上にはホテルがあり、そこに車で向かう途中には、オーガニック農園が併設された農園レストラン「nouniyell」や和草茶や健康的な暮らしに関わる様々な生活雑貨・石けん・コスメや食材などを販売している「本草研究所RINNE」も。

農園レストランでは、VISON内に出店されているお店のコラボメニューがある。今回注文したのは、この店自慢のピザ。VISON出店者である井村屋さんの酒粕から起こした酵母で発酵させたピザ生地に、農園で採れた野菜がON。mikura酢さんの玄米黒酢スカッシュもあり、ドライバーでも安心して満喫できる。

本草研究所では、店内に入ると、ほんのりハーブのような香りに包まれる。自然派の生活雑貨や化粧品などが置いてあり、黒麹甘酒やハーブティなど、体の中から美しくなれるドリンクが楽しめる喫茶スペースも。ハーブや薬草にまつわるワークショップも開催されているそう。

 

広大な土地で、1日では到底回り切れないVISON。施設内循環バスやレンタル自転車などを借りて一気に回るのもいいけれど、宿泊してゆっくり楽しみ、伊勢神宮にも足を運ぶというショートトリップはいかが?

 

VISON

株式会社MIKURA

株式会社角谷文治郎商店

 

この記事を書いたライター記事一覧
KAKO(かこ)【里菌】
「暮らしの発酵通信」ライター。「微生物と響きあえば、人も社会も発酵する」私の大好きな言葉です。発酵の力でみんなでhappyになろう!
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