ラップ削減!ミツロウでつくるビーラップ

レシピ

食品を保存するときにラップを使う方も多いはず。1回使っただけで捨ててしまうことが多いラップを、繰り返し使えて環境にもいいビーラップに切り替えてみませんか?

そもそもラップには化学物質が使用されている

添加剤で伸縮性と接着性を高める

食品包装用ラップの素材は大きく分類して4つ。

<主に業務用>
1.ポリ塩化ビニル(PVC)
2.ポリオフィレン(PO)
※ PE/ポリプロピレン/PE等の複層構造のラップフィルム

<主に家庭用>
3.ポリ塩化ビニリデン(PVDC)
4.ポリエチレン(PE)

そして、ポリ塩化ビニル(PVC)やポリ塩化ビニリデン(PVDC)には、ラップの素材を軟らかくし、伸びがよく、食器にピッタリとくっつきやすくするための様々な添加剤(可塑剤)が使用されています。

■ラップフィルムの素材および主な可塑剤
食品安全委員会より抜粋

また、ポリエチレン(PE)製ラップの中にも、「脂肪酸誘導体(防曇剤)」・「脂肪酸エステル(柔軟剤)」などを使用した物があります。添加剤を使用した方が、伸びがよくなったり、透明性が高まったり、食器にくっつきやすいなど、利便性が向上します。

電子レンジを使うときは食品とラップをくっつけない

「油性の強い食品を包んで電子レンジに入れないでください。」「電子レンジで調理する場合は、ラップと食品が直接ふれないように、深めの容器に入れてご使用ください。」という注意書きを見たことがありますか?

これは、高温の油によって、ラップの耐熱温度を超えると、ラップが溶けて食品に混ざってしまうので、きちんと使い方の注意が書かれています。

ラップを使わない工夫

そもそも、ラップを使わなくても今あるもので代用することができます。

・お皿を逆さまにかぶせて保管
・蓋つき容器に移す

・おにぎり:ノリで全体を包み、キッチンペーパーで包む
→キッチンペーパーが程よく水分を吸収してくれるので、ノリがべちゃべちゃになることがなく、さらに!キッチンペーパーが出先でおにぎりを食べた時のお手ふき代わりになる!

 

ビーラップを作ってみよう!

ビーラップ(ミツロウラップやエコラップなどとも呼ばれる)とは、ハチの巣の元になっているミツロウを使ったラップ。オーガニックコットンにミツロウを含ませたもので、ミツロウによる抗菌作用があり、添加剤(上記参照)も使用しないため、直接野菜を包んだりしても安心。

 

ビーラップの材料

・オーガニックコットンの布 1枚
(今回は15cm角のもの)
・食用でも安心なミツロウ 5〜7g
(粒タイプで、香りが少ないものがおススメ)
(・オーガニックホホバオイル 6滴くらい)
・クッキングシート 布よりも大き目にカットしたもの2枚
・アイロン台とアイロン

 

作り方

1.クッキングシートの上に布とミツロウをのせる。

アイロン台に布より一回り大きめに切ったクッキングシートを一枚のせ、その上に裏面を上にして布をおきます。この時上に向けた面が食品に付く面になります。布は薄い綿が使いやすいです。
全体にミツロウを散らします。あまり端にはおかなくて大丈夫です。

 2. クッキングシートを被せる。

 3. アイロンをかける。

 最初はミツロウを溶かすようにアイロンを押し付け、ミツロウが溶けたら中心から外に向けてアイロンをかけます。
写真(下)は左上にまだミツロウがいきわたっていない状態。ミツロウが布からはみ出すくらいがちょうどいいです。ミツロウが多すぎると使いにくいので、中心から外に向かってミツロウを押し出すようにアイロンをかけましょう。

4. シートを一旦はずして、オーガニックホホバオイルを垂らす。

 ホホバオイルはなくても大丈夫ですが、使用した方が滑らかになり、ホホバオイルの抗菌作用がプラスされます。ただ、あまり多くかけすぎると、くっつかなくなるので5~6滴くらいにしましょう。

ホホバオイルを使用した場合は、再度クッキングシートをのせて、オイルが全体になじむようにアイロンをかけます。

5. 上のクッキングシートをはずして平らな所で数分乾かす。

 1~2分平らなところに放置しておけばすぐに乾きます。この時、平らにしないと、ミツロウがまばらについてしまうので注意しましょう。

乾かして、布をよく見た時にミツロウがまばらになっていたら、アイロンをあて直せばOK。

 

使い方

手の熱でビーラップ同士をくっつけるか、容器にくっつける。プラスチックにはほとんどくっつきません。

食べかけの豆腐のカバーに

バターを包んで

使いかけの野菜の保存に

※食材を包んだ場合、最初のころはミツロウのにおいが食材に移る場合があります。気になる方は、しばらく使用した後に食材を包んでください。

お手入れ方法

・石けんの使用はOKだけど、お湯はNG。ミツロウが溶けてしまいます。

・使用していくうちに、ミツロウが剥がれて布同士がくっつかなくなってきます。そうしたら再度ミツロウをのせてアイロンをかければ復活します。

使用上の注意

・ミツロウなので、熱には弱いです。日本の夏の気温は耐えられないので、夏に外に何かを包んで持ち出すには向きません。

・熱に弱いので、熱いものは包まないで下さい

・ニンニクや玉ねぎを包むと、布ににおいが移ります。

・生肉や魚なども、雑菌が繁殖してしまうのでやめた方がいいです。

・ある程度の水ははじきますが、防水ではないので、液が垂れるようなものは包まないでください。

 

カワイイ布で作れば、冷蔵庫の中が華やかに♪使いやすい大きさや形を探ってみてください。プレゼントにしても喜ばれるかもね!

この記事を書いたライター記事一覧
KAKO(かこ)【暮らしの発酵コンシェルジュ】
「暮らしの発酵通信」ライター。「微生物と響きあえば、人も社会も発酵する」私の大好きな言葉です。発酵の力でみんなでhappyになろう!
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